3歳3か月

しずかに一年を振り返る時期になりました。
あっという間に日が暮れますが、保育園のカリヨンはクリスマスのメロディーを響かせ、温かい気持ちにさせてくれます。

クリスマスの飾り付け。サンタさんのほかに、プリキュアのキーホルダーがかかってる、ま、いっか、、、。
11月、初めて順一さんを頼らず、わっちゃんを連れて撮影に出かけました。
現地で両親と合流したものの、行き帰りの車中はずっと二人でした。
事故渋滞があったり私が道を間違えたりで(高速で、反対方向に乗っちゃった)、予定の3倍くらいかかってしまったものの、しりとりしたり、お歌をしながら、ずっといい子で車に乗ってくれていたのには成長を感じました。
湖。大好きな絵本『よあけ』の世界でした。
わっちゃんもカメラをもって張り切って歩きました。

写真を撮ったあと、嬉しくて笑う。
先ずは、撮影二人旅を実行できたことが嬉しかったです。

今はとにかく遊ぶことに夢中で、朝から寝る直前まで遊びたおしている。
何でも遊びにからませるといいようです。
歯みがきも歯医者さんごっこで、私は先生役。
虫歯菌にも、男の子と女の子がいる設定になっていて、「あ! そこの男の子ー、わっちゃんのお口の中には住めないんですよー、すみません、出て行ってもらえませんかー?」と言いながらすすめる。
美容院ごっこも大好きで、私の髪をしばったりピン止めをしたりするのが楽しい。集中してやっていてくれるので、その間私は頭だけ貸して、洗濯物を畳んだりもできる良い時間。


おにぎりづくり。つくったそばから、パクパク食べていきます。
最近は「わかった」という言葉をよく聞くようになりました。
私の希望や都合もうまく受け容れて、折り合いのつくところを見つけてくれるようになり、助かるなぁ。

久しぶりに3人がそろった日曜日。
近所の公園でおにぎり弁当を食べて、隣の駅まで歩きました。
慌ただしくなりがちな12月は予定をどんどん引き算して、こんな余白の時間も必要みたいです。
父ちゃんが不機嫌だったある日のこと。
わっちゃんがくるっと私のほうを向いて「もう、いやーねー、父ちゃん」と笑いながら言って、「あーちゃん、お外に行こう」と私を外に誘ったので、びっくり。
しばらく2人で外で遊んでから家に戻ったあと、ひとり寝室で寝ていた父ちゃんのところにいって「あのさー、仁環いつも怒ってごめんね」と謝っていた、と後で父ちゃんから聞いて、またびっくり。
翌朝は起きるなり私に、「父ちゃんが怒ると、楽しい気持ちがどこかにいっちゃう、仁環、怒ってごめんね」と言う。さらに「あーちゃんが怒ると父ちゃんも怒っちゃうから、あーちゃんも怒らないで」と言う。
保育園の帰り際、ささいなことで愚図り泣きだしたので、「ああ、きっと昨日の影響だなー」と思い、父ちゃんが帰宅後、
「父ちゃんが怒ると楽しい気持ちがどこかにいっちゃうよー、仁環、怒ってごめんね、と自分を責めている感じだったから、仁環は悪くないよ、父ちゃん怒ってごめんねーと、言ってあげてね」と、父ちゃんにこっそりメモを渡す。
父ちゃんがそのように謝ってくれたようで、「仁環もごめんね」と別室から聞こえてきて、ほっとした。
翌日、「いつもありがとう」と、わっちゃんからはバラの花、私からは冬のあったかズボンを父ちゃんにプレゼントしました。
父ちゃん少しは元気が出たみたいで良かった。