evam eva 2015 automne – hiver catalogue

3歳。
なんて嬉しくて、感慨深い響きでしょう。

お誕生日当日、園でお友だちと先生がつくってくださった、砂のケーキ。
わっちゃんも飾り付けをさせてもらったそうです。

おうちに帰ったら、たっちゃんから素敵なお洋服が届いていて、嬉しくてさっそくお着替え。

お誕生日の日。お夕飯のあと、華ちゃんからいただいたプリン(と呼んでる、ジェラート)にばあばから届いたブドウ。

父ちゃんからお花束と、絵本2冊。

誕生日の翌日、父ちゃんが帰ると玄関先で「昨日は、絵本とお花をくれてありがとう」。

3歳目前、嬉しい夏休み。

家族でお祝い。チョコのことをまだ知らないので、ケーキに飾ってあったチョコは、母、こそっと隠しました。

各戸のポストに、草花を飾る。母、あとで片付け。

久しぶりの電車とバスの博物館。この日は、ズボンの上に水着。わっちゃんコーディネート。

ルイボスティーが好き。

大好きなお友だちと、園の帰り道。

メガネブーム。

夏休み。実家に2泊して母子でゆっくりさせてもらいました。
妹が赤ちゃんのときに使っていたベビー用のタオルケットが現役。

毎日をお誕生日みたいに感謝しながら過ごせたらと、バスルームに飾っている写真です。
お誕生日おめでとう。
皆さま、ありがとう。

evam eva 2015 秋冬カタログのお手伝いをさせていただきました。
http://www.evameva.com/diary/?year=2015&page=1#20150803
以下は、巻末に載せていただいた文章です。
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9年ぶりに引越しをすることになり、
服の収納について考えてみました。
アキ・カウリスマキ監督の映画『ル・アーヴルの靴みがき』のなかで、
主人公が大切な用事で出かける際に、
洋服ダンスをあけると、正装用のジャケットが一つだけ、
すっきり美しくかかっているシーンがありました。
主人公は、そのジャケットを羽織って、さっそうと出かけていきます。
私も、そんな生活がしたいと思うようになりました。
これまで、引き出しに服をしまっていましたが、
evam evaの服は、いつも引き出しの最前列。
一方で、ついつい引き出しの奥に眠らせてしまう服があって、
なんだか申し訳ない気持ちになるのでした。
あたらしい家の収納は、引き出しはやめて、
お店のディスプレイ用の棚のように、どんな服がおさまっているか、
一目でわかるようにしたいと思いました。
主人が手作りしてくれた木の棚に、
大好きな服をできるだけ数をしぼって並べたら、
眺めるだけで嬉しい棚になりました。
大切な一日のはじまりに、
袖に腕を通すこと。
「今日一日をどのように過ごすかが、
どんな人生を送るか、につながるのよ」
母の言葉を思い出します。
写真家・木村朗子