さくら さくら

静岡に避難している妹家族に会いにいきました。
被災して1カ月ちょっと、まだまだお家には帰れないみたいだし、精神的にもつらいころかなーと気にかかっていたので、また、妹が好きそうなお洋服や本、義弟が好きそうなお酒を持って出かけました。顔をみたら、元気そうで安心しました。義弟のご両親にもお会いすることができて、とてもうれしかったです。妹たちがずっとお世話になっていて、お礼の言葉もないほどです。
富士宮はちょうど桜が満開だったので、桜の木をバックに、妹家族の写真を撮らせてもらいました。
とってもいい写真でした。
2歳の颯花には、今回の出来事や、静岡のおじいちゃんおばあちゃんにどれほどお世話になったか、きっと記憶には残らないのでしょうけれど、この桜の木の前で、家族3人が笑っていることがどれだけありがたいことか、おばちゃんは心に刻んだよ。
新幹線からの車窓からは、ずっとずっと桜。
日本にはこんなに桜の木があったのかと思うくらい、ずっとずっと。
こんなにたくさん桜を見せてもらったのは人生初だと思いました。
新幹線の中では仕事をしようと思ったけれど、途中で車窓を満喫することに決めました。
そのあと博多でも、小倉でも、大分でも、桜桜。
大分の桜は、新緑と仲良しの山桜。
目に優しくて、淡くて、夢の中みたいな色。
友だちと仕事の打ち合わせを兼ねた夜ごはん。
「生きているということは死ぬんだ、ということを教えてもらったから、、、今、何をするのか?」
順一さんと何度も話すのは、不安より愛を選ぶということ。
いまいる場所から、始めること。
感謝と実践。