わっちゃんと過ごす二度目の秋。

夏の終わりに産まれたので、同じ季節二度目というのは新鮮で、
去年のことをいろいろ思い出したりする今日この頃です。

わっちゃんはもうすぐ14カ月になろうとしていて、
桶谷の晴子先生に「断乳するなら秋がいいわよ」とすすめられ、
先輩ママさんたちにも相談しながらあれこれ考えた結果、この秋の断乳はお見送り。
そして引き続き、だいたい月に1度のペースで桶谷に通って、美味しい和食をいただき、美味しい母乳につとめる。

たぶんこの1年で、母としていちばん頑張ったことは、この「美味しい母乳」のことだったと思います。

何も予習しないまま出産を迎え、赤ちゃんには最初に母乳をあげるものだと思っていたのですが、気が付いたら新生児室でミルクを与えられていて、「あれ?知らなかったー」に始まり、知らなかったことの連続。

母乳は、子どもが産まれたら自然にスムーズに出るもので、赤ちゃんもごくごく飲むものだと、漠然とそう思っていたら、これがそんなに甘くなくて、なんだかうまくいかない。

わっちゃんの体重増からは「母乳で足りている」基準値なのだけど、わっちゃんを見ていると、足りなさそうでもある。
最初にいった助産院では「母乳で足りているわよ、絶対ミルクあげちゃダメよ」と言われて、また別の助産院に相談にいくと「足りていないわよー、ミルクあげていい?」とその場でミルクを飲ませてもらう。
そして桶谷式の母乳相談室にたどり着いて、食事の指導に始まり、飲ませ方も教えてもらって、わっちゃんの生後100日ほどで、やっとこ軌道にのり始めた母乳生活でした。

母乳はちょっと足りないからって、大人の食事みたいにコンビニでは買えないし、軌道に乗るまでなかなか大変でした。
わっちゃんは味に敏感で、美味しくないほう(左側がトラブル多発)は飲まないし、今でもちょっと食事が悪かったりすると不味くなるみたいで、噛まれます。噛んだあとは、ニヤリと私をみて笑うのです「わかってくれた?」。。。って感じ?
そして美味しくないと飲み残すから、しこったり、白斑というものができたり、幸い乳腺炎にはならなかったですが(晴子先生にお世話になっていたおかげさま)、トラブル多発。
そしてなんといっても、授乳というのは毎日献血してるようなものだから、体力もいるし本当にたいへん!
授乳1回で、エアロビクス30分するほどの体力を使うとか、、、わかる気がするー。42歳の母にはこたえるなぁ。

桶谷の食事指導は、美味しい母乳のためならばーという、なかなか厳しいものですが、それなりに守ってみると、やっぱり美味しい母乳になるみたいで、赤ちゃんのころは、飲みながらこちらを見てニッコリ笑ってくれたり、今では「おいしー」と言葉でも言ってくれるようになり、そう言ってもらえると、嬉しいなーと思う。

食事指導の内容は、渋みが出るもの、辛いもの、脂っこいものはダメ。
たとえば、柿は甘柿だとしても渋みが出るそうなのでNG、それから灰汁が強いものもダメなので、山菜や小豆もNG。
果物もベタベタするからダメで、とくに梨は、母乳を腐らせるよー、とのこと。
それでも果物好きは私は、食べちゃってましたが、例年よりはだいぶ控えておりました。
お餅もダメ、栗もダメ~、あ、これも食べちゃってましたが。。。

もともとご飯とお味噌汁が大好きなのですが、この2点セットは美味しい母乳につながっている気が、すごくします。
あと、去年の冬は、しょっちゅう鍋をしました。
お魚と野菜の、鍋。

わっちゃんはたくさん飲むので、私はどれだけ食べても全然体重が増えずで、産後しばらくは一日3合弱のお米を食べ続けました。離乳食が始まってからは少し減りましたが、食べるのが仕事みたいになっていました。(お相撲さん?)胃腸が丈夫で感謝。

私にとって母乳を続けるのに、お父ちゃんの理解は不可欠でした。
体力を使うので、わっちゃんを寝かしつけながら、一緒に眠りに落ちてしまうこともしばしば。
わっちゃんの隣りでうとうとしながら、キッチンからお夕飯の後片付けをしてくれている音が聞こえてくると、心も体も休まるのでした。「ありがとうさーん」
授乳を続けてきたのは私だけれど、順一さんの存在なくしては続けられなかったです、感謝感謝。

そんな秋です。

産まれてからずっと、毎晩7時前後には眠るわっちゃんなのですが、1歳も過ぎたことだし、たまには一緒に夜更かししてもいいかな、ということで、産後初、お友だちのお宅でお夕飯に呼んでいただきました。

砧公園で、ワンワン眺めながらのんびりして。

自転車に試乗させてもらって、

大好きなお兄ちゃんにたっくさーん遊んでもらって、
一緒に美味しいお夕飯で、とても嬉しいわっちゃんでした。

私も、美味しく楽しかったでーす。

わっちゃんは帰りの電車でスヤスヤ、こんな秋の夜もいいなぁ、ということで、これからたまには一緒に夜更かししたいと思いました。

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